オーロラの撮影

オーロラを撮影したい方からの質問にお答えさせて頂きます。

オーロラの撮影は、暗い場所で動くものを撮影するという非常に特殊な環境で行います。
日常に写真を撮影する際でも動いているものはぶれてしまいますね?

【ぶれの問題】
オーロラも絶えず動いている為、せっかく奇麗な縞模様のあるカーテン型のオーロラも、
ぶれてしまっては、ぼやけた写真になってしまいます。

被写体をぶれずに撮影するには、シャッタースピードを上げて瞬間で撮影する必要があります。
しかし、写真はある程度の光をフィルムに与えないと被写体を焼き付けることができません。
つまりシャッターを開いたまま、シャッタースピードを遅くする必要があります。
この暗い中でシャッタースピードを上げなくてはいけない。
という矛盾した状況がオーロラ撮影を難しくしています。

【撮影機材】
これを行うためには、上記の設定ができるカメラ、ブレを最小限に抑えるための三脚、
レリーズ、なるべく多くの光を一瞬で取り入れることのできる明るいレンズ、
寒さでバッテリーが消費しない用のカメラの防寒具、
そしてシャッタースピードを設定する撮影技術、が必要となってきます。

【撮影の準備】
オーロラは10分以上でていることもあれば、数分で消えてしまうこともあります。オーロラが出る前に準備して、備えることが大切です。
1.三脚にカメラを据え付ける

2.カメラの寒さ対策をする。用意した使い捨てカイロをカメラのバッテリー部分に当てておき、不要なバッテリー消耗を防ぎます。

3.レリーズをセット

4.マニュアルモードにし、ピント:最大(無限大)、絞り:解放(最小値)に設定

5.シャッタースピードをバルブに設定

6.オーロラを見逃さないようにひたすら待つ

【カメラの選び方】
カメラは、マニュアルモードでシャッタースピード10秒から20秒ぐらいまで設定できるもの、
ISOレベル、絞り(F値)の調整ができる機種である必要があります。
確実ではないですが、シャッタースピードのみ調整できる機種でも、撮影可能な場合がございます。
レンズは多くの光を取り入れることのできる明るいレンズ、
すなわちF値が2.8以下のレンズが好ましいです。

三脚、レリーズ、高感度フィルム(デジタルの場合ISO400以上、ノイズに注意)、予備バッテリー、
使い捨てカイロ。
特に三脚は手ブレを防ぐため、必須とも言えます。

デジタルコンパクトカメラ(デジコン)であっても、一定の機能が付いていれば、
ある程度のオーロラの撮影可能です。
必要な機能としては、シャッタースピード(10秒以上がよい。)、ISO(400-1600)が変更できること、
マニュアルでフォーカスができることです。

これらの機能は、星空モード、ロウソクモード、花火モード、夜景モードなどの名前で対応している
機種が多いですので、お持ちのカメラを今一度ご確認ください。
特に「星空モード」は、シャッタースピードを15~30秒ほど設定できるものが多く、
オーロラ撮影も可能です。

また、リコーのGX100やGX200、キャノンのG10などのシリーズはコンパクトでありながら、
本格的な撮影が可能であり、オーロラ撮影も容易に可能です。

【キャノンG16】
G10シリーズで、最近新発売されましたG16はかなりの評判のカメラです。
コンパクトデジタルカメラでは難しかった天体撮影。
シャッターボタンを押すだけで、誰でも星空を美しく残すことができます。
表現意図に合わせて、「星空夜景」「星空軌跡」「星空インターバル動画」から撮影モードを選べます。
価格も4万円台で可能です。三脚や必要な機材もお安くいたします。

ご意見・ご感想をお寄せください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

コメントリンクを nofollow free に設定することも出来ます。