第三章 級友たち

第三章 級友たち
・覇権争い
  寮と学校に24時間拘束された生活の中で、若い男達特有の覇権争いはよく見られた。
  特に相手に馬鹿にされまいとして片意地を張って、さの挑戦を受けるものもいた。
  屋上に呼び出され、眼付けと威嚇、素手での殴りあいなどもあったようだ。
  私などはおとなしいものでその対象にはならなかった。
  中学時代に暴れていたものが中心であったと記憶している。

・悪がきたち

・授業中は寝てばかり
  授業中寝てばかりいて、ほとんど聞いていないかと思っていたものが、成績が上位にいた。
  良明や篠塚だ。二人とも本当にほとんど寝ていた。
  篠塚は千葉大医学部に進んだし、
  良明は帰国子女の一人で、英国の寮生活を経験していたし、そこではもっぱら読書とサッカー漬けの毎日だったそうだ。
  それでも卒業後、上智大学を出てからいろいろあってさだまさしの付き人になった。
  優れた頭脳の持ち主としか言いようがない。

・成績はピンキリ
  成績は東大進学レベルから大学進学は無理というレベルまでピンキリであった。
  結果的に東大へは8名進学、他の国立大学に20位程度、北大、東北大、京大、九州大などだ。
  私立でも早稲田、慶応をはじめ、立教、上智、明治、中央、理科大、日大などに進学した。
  もっとも生徒の父親の8割が東大卒という中では、寮生活や学習時間と内容の面で違いがあったと言うことだろう。
  進学100%の学校だから就職したものはいなかった。
  東大に行きたいために、転校していったものもいたのだ。
  浪人が決まって、島にも帰えれずやむなく留年となったものもいたらしい。本当に学力がなかったのかどうかはわからない。
 
・体育祭で見た抜群の運動神経の持ち主

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